DEF CON31参加記
DEF CONとは…?
アメリカのラスベガスで毎年開催される、コンピュータや情報セキュリティーに関係した世界最大規模のイベント
まんまこの通りですね。
イベントにはvillageやcontestsなどがありまして、それぞれに沿ったテーマに関する体験やCTF、講演を聞くことができます。
DEF CON CTF 2023 Qualifiers
DEF CON finalへの出場を得るための予選が5/27 0:00~5/29 0:00(UTC)に行われていました。
実は私も別チーム(if this doesn’t work we’ll get more for next year)で参加していましたが、15位で負けてしましました。さらに、問題自体がrev・pwnが8割を占めているため得意分野がcryptoな私は、椅子を温めているだけでした。(1つcryptoっぽいものがありましたが、唯の暗号ソムリエみたいに暗号を特定するだけの問題でした)
なので、実はDEFCONに行く予定はさらさらなかったんですよね…
CTFtime.org / DEF CON CTF Qualifier 2023
DEFCON 行く経緯
リーダーのsahuangさんが行く人いるかと聞いていたので、そこで「多分?」って答えたのが始まりです。(答えていなかったら日本からtwitterを眺めていた気がする)
まじで、感謝してます。
準備
やったことは少なくて、荷造り、ESTAの申請、航空機のチケット確保、ローミングの申請だけですね。
荷造り
フライトの半月前にsatoki君から「会場はくそ寒いからパーカー持っていくといい」と事前に聞いていたのにもかかわらず、荷造りの時点ですっかり忘れて入れていなかったのですが、DEFCONフライト前日のスペースで言われて急いで魔女パーカーとカーディガンを詰め込みました。
あとは、機内goodsとしておしりに敷く用の膨らませる座布団を買いました。
ESTAの申請
ESTAは申請してから2時間で承認が通ったので特に気にする必要はなかったですね。
航空機のチケットの確保
航空機のチケットは総額32万ぐらいした気がします。値段を抑えたいのなら早めにとることを強くお勧めします。
ローミングの申請
海外で自分の携帯を使おうとすると、モバイルルーターかローミングの申請が必要です。モバイルルーターを持ち歩くのは面倒なので携帯会社にローミングの申請をしてそのまま接続すれば、使えるようにしました。
フライト当日
フライトルートは成田→シアトル→ラスベガスを2つの航空会社を使うルートで取りました。
- 成田→シアトルはJAL
- シアトル→ラスベガスはアラスカ航空
成田→シアトル
フライト時間は8時間程度だったかな…?(履歴がなくて遡れない) なので、座布団で体勢を変える+ちょっとした運動で体をほぐしてました。ただ、それでも足が痛かったので考え物ですね…
機内では、寝るか映画見てました。
シアトル→ラスベガス
ここで、まさかのシアトル行きの飛行機でたまたま同じ飛行機に乗っていることがわかり急遽合流して、入国審査を済ませてシアトルラスベガス行きの飛行機に乗りました。
自席に座ると隣に日本人の方がおられました。更に反対側の席には外国の方座られて、お二方ともDEFCON行くとのことだったので情報交換兼ねつつ談笑してました。
飛行機から見る景色はずっと岩だらけで町があるのか正直疑いました。
DECFON DAY 0
飛行機から降りると先についているsahuangさんと合流し、enscribeさんとは後から合流流れとなりましたが、enscribeさんの飛行機が不運なことに2時間半程度遅れることに…
ここで、kurenaifさんとはお別れし、sahuangさんとenscribeさんを空港の外のスタバで待つことになり、今度行うSekaiCTFの問題や音ゲーについて話してました。(ただ音ゲーやるのが久しぶりすぎて、くそ雑魚かましていたのは内緒)
というわけで、enscribeと合流してからホテルまでuberで向い、チェックインを済ませ、legoclonesさん、zafirrさん、やCSN3RDさんと更に合流し晩飯を食べてました。
せっかくなのでカジノやるかという話になり、CSN3RDさんがATMから引き出そうとすると引き出せないという謎な状況もありましたが、とりあえず私は適当に座って20$入れて遊んでたら謎に110$当たって結果的に+110儲けました。(残りのラスベガスでの生活はほとんどこのお金で過ごしていた記憶ですね…)
DEF CON DAY 1(8/10)
DEFCONに入場するためにはbadgeが必要で、事前に申し込んでいた分の受け取りをしないといけないので皆で受け取っていました。
その後はHTBのブースになだれ込んでSekai + 数名でHTB CTFをやることに、ただ問題として私の英語がカスなのとPCをホテルに置いたまんまだったので、自分で勝手にできることもなく意思疎通にとんでもなく苦労しましたが、結果的にsahuangさんやquaserさんがいたのでcryotoは速攻終わり、他のジャンルはわからんのでぶっちゃけ暇な時間となってました。そうこうしていると運営の方が来られて一緒に写真撮ったり、グッズをもらったりしてありがたかったです。
その後、kurenaifさんがショッピングしているtweetを見かけたので、HTBを抜けてkurenaifさんと合流してファッション・ショー・ラス・ベガスに行き、くそデカショッピングモールの中を散策してました。
その後、satoooonさんとれっくすさんがsekaiと合流しているというのをkurenaifさんからお聞きして私たちも合流することにしたのはいいものの…途中迷子になってあーだーこうだいいつつ何とか?合流場所にたどり着くことができました。
その後、日本チックなゲーセンに行くということだったので興味がそそられてついていくと、なんか「平成で見たことあるようなゲーセン」でした。DiceGangの人と合流して遊んでました。その後ラーメンで死ぬほどカルチャーショック受けたのは別のお話…
DEF CON DAY 2(8/11)
おはようございます。からのIoT villageへそこでIoTを軽くやってからDEFCONの日本組に会いに行こうかなと思っていたら、1時間たってもIoT CTFが始まらないので、先にcloiud villageに移動してazaraさんと初めて会うことに…
cloud villageに行ったはいいものの大盛況で部屋に入ろうとするもすぐに入れず30分ほど待ちました。その後部屋の中でazaraさんと合流してcloud ctfをお手伝いしようとしたはいいものの、そもそもcloud自体よくわからず敗北…
昼飯時なので、DEFCON finalの会場に移動して頑張っている人たちに挨拶してから、アメリカ版マクドを食べに行くことにしたけど、ビックマックは相変わらず旨かった。
その後、会場をふらつきながらcloud ctfの続きもやったりする感じでだらだらしてからazaraさんとお別れした後に、sekaiの人と合流してflamingo近くで行われているタコスパーティへ。
このタコスが旨かった…ステージではrickrollでラップするわでハチャメチャだった。その後に会場からペプシ持って帰って、ホテルでenscribeさんと日本旅行について話してたら午前1:30で、腹減ったしペプシ飲むかって飲んだら「BRO…!??、お前寝れるのか..?」って聞かれて「大丈夫、大丈夫」って言った後に「kanon just drank pepsi. idk if he will sleep💀」ってdiscrodで書かれて笑ってましたww
ちなみに、布団に入ると10分ほどで寝れました。普通に疲れすぎた。
DEF CON DAY 3(8/12)
起きて、red alert ctfやってました。なんかジャンルの複合?みたいな問題もあって難しいよりも面倒だなって感じでした。午後からは、昨日にbig Dere6さんとazaraさんと飯を食べに行く約束をしていたので、ハンバーガーを食べてブースを回りながらcloudctfの続きをずっとしてました。夜にZonectfやるぞという話がチームに上がっていたので。
DEF CON DAY 4(8/13)
朝起きて、DEFCONには行かず、Zonectfを解いていましたが解けずに少し悔しかったです…
その後、お昼を食べて、その後に、sahuangさんが余ったお金でカジノ回したらまた大当たり。昼食代をカジノで回収できたらしい…後は空港まで行ってからお別れして、チェックインしたり、スタバ買ったり、スタバ買ったり(時間が余りすぎたので…)して時間つぶしてました。
帰り飛行機
帰りのフライトルートはラスベガス→ロサンゼルス→羽田をアメリカン航空会社を使うルートで取りました。
ラスベガス→ロサンゼルス
午後7:30発の飛行機で寝るにも寝れない感じでした。ただ、隣の方がアメリカの軍人の方でちょっとテンション上がってました。ほかにも、飛び立つときや着陸の夜景は綺麗でおおってなってました。
ロサンゼルス→ラスベガス
ロサンゼルスには午後10時ぐらいに着いて、父親から野球のエンゼルスのグッズを買ってくれと言われていたので、買ってきました。あとは適当にケンタッキー食べてこのブログのプロットを書いていたら飛行機の場所が変更になったらしく、しかもターミナルも異なるレベルでの移動で少し疲れました。その後、飛行機に乗ったはいいもののフライト時間は12時間程度かつ出発時間が午前1:30ぐらいだったので、飛行機の10時間は寝てました。すごい疲れてたんだと思います。
日本に着くと速攻でラーメン食べました。くそ旨かった
最後に
初めてのこういうイベントに参加したり、多くのチームのメンバーに会えたりしたのでいい刺激になりました。
ただ、英語の能力が低すぎるのもあってチームのメンバーには申し訳なかったのかなと思います。